大会からその後・・・
ブルキナの高校生大会が終了して1週間が経ちました。
以前にブログで書いたように、生徒たちはバカンスという名の
長い長い長期休暇に突入しました。
ブログでは、選手たちに「たくさん練習させる!」と意気込みましたが・・・
まったく練習量自体は変わっていません。
むしろ、がっかりすることの連続です。
増えるどころか、練習に来る選手が少なくなっています。
ブルキナでは、バカンスの間に地方の都市や村に旅行に行く習慣があったり、
親もとへ里帰りしたり、家の手伝いしたりで忙しいみたいです。
やる気のない子を無理やりやらせるわけにはいかないので、それは仕方ないことと
諦めています。
日本の部活のイメージで活動するのは、難しいそうです。
そして、時間も守れません。
「次の練習は木曜日の8:30から!」「毎週火・木・土の15:00~やる!」等と
選手たちに決めさせても、その時間に始まることも、選手が集まることもできません。
きっとなにか用事があるのか・・・
ここブルキナは、やはり日本と比べると時間にルーズです。
時間を守らないというよりも、ブルキナでは「遅れることを寛容に許す」といったようなイメージでしょうか・・・しっかり時間を守る人は、たくさんいます。
時間についても諦めています。
「時間をきっちり守る」というのは、素晴らしいことですが、それは日本人の価値観なのかと思っています。
ここで日本の価値観を押し付けても意味が無いきがするので、もう少し様子を見ようと思います。
一番がっかりしていることは
「子どもたちがルールをまったく守らないこと」
練習中に座る・人の話を聞かない・練習中に携帯で電話する・走らない・謝らない
相手にお礼を言わない・途中で練習を止めて帰る・・・
もう上げだしたらキリがありません笑
特に「練習中に座る・走らない」は何度注意をしてもできません。
もう口で言うだけ、怒るだけでは効果がありません。
これも日本の価値観なのかな?と思いましたが・・・
隣のグランドでやっているサッカーやバスケの選手たちは、すごく真面目に集中して練習をしています。
同じブルキナべなら、この子たちもできるはずなのにどうしてできないのか・・・。
教えているコーチが悪いのか・・・
練習メニューが悪いのか・・・
「集中する」という状態・仕方を知らないのか・・・
うーん。試行錯誤が続きます。
「自分で決めたこと、約束は守る」
それだけは、守れるように根気良く!もう少し様子をみます。