ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

希望の光② ブルキナベ少年の挑戦

前回のブログで少しご紹介した、ブルキナ野球界の希望の光

 

 

 

現在、日本の北海道 富良野で一人のブルキナベ少年が日本のプロ野球への挑戦を始めています。

 

 

 

名前はサンホ・ラシーナ(15歳)

 (サングラスをかけた右側 こんな写真しかありませんでした・・・

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ブルキナ野球初代隊員が作り、今も僕が指導を続けているグンゲンクラブチームの所属で、チームの主将です。

 

このブログでも何度か紹介していますが、去年の11月にセレクションで42人の中から、このチャンスを掴みとりました。

 

6月の間は、初代隊員の元で語学勉強と野球の練習を行い、7月には四国独立リーグ高知ファイティングドッグス1ヵ月間練習生としてチームに帯同し、契約の可否を判断してもらいます。

 

 

 

ここでは、ラシーナ君の紹介を少しだけ。

 

僕がここアフリカの地で初めてキャッチボールしたのは、彼でした。初対面で「足が小さい」だの「25歳に見えない」など、なかなか礼儀を知れない奴だな!と思いましたが

 

ものすごく礼儀正しい良い子です。4年前に日本を野球で訪れたことが刺激となり、本当に「挨拶・道具を大切にする・時間を守る」ということを理解し、実践しています。

 

また、時には僕の通訳となり、現地語などを使って僕の説明をわかりやすく他の選手に伝えてくれます。

 

キャプテンとしても、チームメイトをしっかりと叱ることができ、キャプテンシーにも溢れています。

 

 

 

幼い頃は、泣き虫で、たくさん怒られては涙を流していたようです。

 

それでも今はしっかり成長して、チームの中でも一番人間的にしっかりと成長しています。

 

ラシーナ性格や人柄もセレクションで選ばれた決め手になったようです。

 

 

 

野球の技術的にも、日本の同年代と混じっても遜色無いと思います。

 

 

 

しかし、彼が挑戦するのは、独立リーグとはいえど日本のプロ野球。

 

しかも、7月からはまったく一人だけの挑戦になります。厳しい挑戦になると思います。

 

 

 

ラシーナが何を学び、どんな思いでブルキナに帰ってくるのか・・・。

 

「もう野球はあきらめる」そんなことを言う可能性が無いわけでもなく・・・。

 

でもきっと彼ならブルキナ野球界に必ずプラスになってくれるはずです。

 

 

 

ガンバレ ラシーナ!!

 

 

 

ふと思ったのは・・・

 

日本人の僕がブルキナで、ブルキナベのラシーナが日本にいる

 

日本に行ったブルキナベの帰りを、ブルキナで待つ日本人の僕・・・

 

なんだか変な感じです。

 

 

 

ラシーナの挑戦は、日本のテレビ局なども取材をしていただいているようです。日本の皆様にも、どこかでお目にかかることができるかもです。

 

 

 

ラシーナ君の様子はこちらのブログで紹介されています。

 

「ブルキナ野球を応援するブログ」http://ameblo.jp/kitanodaichi091128/