目指すは日本!!そしてプロ!!
ラシーナが帰国してから、ちょうど1ヵ月程になります。
まだ1ヵ月しかたっていないのか・・・。というのが、正直な感想です。
この1ヵ月間は、いろいろなイベントがあり、ラシーナやグンゲンチームと
活発に動き内容が濃かったので、2~3ヵ月経っているような感覚です。
そしてこちらでは、新たなプロジェクトがスタートしました。
時期や滞在期間等、詳しいことは未定ですが
来年も今回、ラシーナが行ったプロジェクトの様に、
ブルキナの野球選手を1名、日本で短期留学させます。
そして、本日その選考を兼ねた第1回目のセレクションが本日行われました。
参加したのは、首都ワガドゥグのチームに所属する28名が参加しました。
今回は、誰にでもチャンスがあるように、年齢制限は設けなかったため
11歳~23歳までの選手が集まりました。
写真は、今回の最年少だった11歳のラウルくん(
(不合格の結果にふてくされ気味。しかし、まだ野球を始めて3ヵ月程ですが、2歳上のお兄ちゃんより上手くなりました)
28名の選手は、遠投・50m走・ロングティーを行いました。
今回のセレクションでの、それぞれの最高記録は
遠投・・・93m 50m走・・・6.13秒 ロングティー・・・89m
なかなかのポテンシャルを持った子がラシーナ以外にも数人います。
そして、今回の合格者は年齢13~23歳の25名
11月中旬に日本行の1枚の切符を賭けた最終セレクションを行う予定です。
それまでに、選ばれし25名は毎週土日に合同練習を行い、日本を目指します。
今回のセレクションには、日本への切符以外にも、別の意味もありました。
それは・・・「5年後、10年後にブルキナファソでプロ野球を行う選手選考でした。」
「プロ」というと日本のプロ野球を想像されると思いますが、野球でお金を稼ぐことが最終目的ではありません。
数年後に野球の試合で観客を集めることができ、尚かつ、その観客たちをプレーで楽しませる
ここブルキナファソで野球を娯楽とさせることが最大の目標です。
もし、そこで多くの人々に楽しんでもらうことができれば、野球の普及はものすごいスピードで広まっていくはずです。
11月のセレクション後も、この25名で毎週練習を続け強化していきます。
そして、いづれはこの25名を2チームに分け、試合を行っていきます。
このプロリーグプロジェクトに関しては、少し時期尚早、目指すものが遠すぎて現実味がないことが気になりましたが・・・
道具やマンパワーも集中させることができ、強化がしやすく、ブルキナ野球界にとっては最善の方法と判断しました。
そしてなにより、ブルキナべがこのプロジェクトを
「やりたい!」といったので、最大限協力をすることを決めました。
目指すものは、遥か先にありすぎて、今はまったく見ることができませんが
一歩ずつ歩んでいきたいと思います。
こちらが、今回選ばれた25名
今後のブルキナ野球界は、この25名を中心に進んでいき、この25名に全てがかかっています。
僕としては、この25名をナショナルチームと強化して、国際大会に出場させてみたい!と思ったりします。