オリンピック種目選考で想うこと・・・
2020年のオリンピック東京開催が決定した翌日に
その東京五輪から採用される新正式種目も決定しました。
最終候補まで残ったいた野球・ソフトボールの復活を期待していましたが
残念ながら、その願いは叶えられませんでした。
僕の今の立場からすると、
「野球をやっている途上国の子どもたちに夢を与えたい！」と主張したいですが
今回採用されたレスリングや、スカッシュだって多くの競技人口がいて
きっと途上国で活動場所すらない中で頑張っている選手もいるはずなので
なんとも言えない感じもします。
きっとみんな立場は一緒でした。
ここからは、私的な意見になりますが・・・
国際野球連盟と、国際ソフトボール連盟は、今回の採用に向けて組織を統一化したり
7イニング制の導入を提案してアピールしたようですが・・・
もっと他にやるべきことがあるでしょ！！
と言いたいです。
野球というスポーツが、本当にマイナースポーツであることは受け止めなければならない事実です。
しかし、きっと日本やアメリカなどの野球先進国で野球界のトップに立つ人々、
国際的な野球組織で、理事や代表などの役割をしている人々が、その現状をしっかりと受け止めていないような気がします。
連盟の加盟国の中で、野球場もない国がとれだけあるか知っていますか？
野球後進国の国々が、どうやって野球道具を入手しているか知っていますか？
どうして、アフリカでの公式大会は北京五輪後は行われていないんでしょうか？
五輪だけが「全ての国が平等に参加できる世界大会」である五輪種目が他にあるんでしょうか？
オリンピックを目指すためには、ロビー活動よりもやらなければいけないことがいっぱいあると思います。
いや、オリンピックを目指す前に、やらなければいけないことだと思います。
それぞれの国や大陸の野球連盟が努力しなければいけないことなのかもしれませんが
それが中々できない状況や、努力をしているけど上手く進んでいかない現状があることを、もっと理解してほしいです。
きっと日本の野球界だけでも本気になればアジア大会、アフリカ大会がすぐできる気がします。
アジア、アフリカに進出している日本企業はいっぱいあるんだから、日本野球界が要請すれば、スポンサーや協力してくれる企業は、たくさんある様な気がします。
野球界を引退して人々で、野球を教えたい人もいっぱいいると思うんだけどな～
本気になればいくらでもアイデアは、あると思います。
結局は、野球の普及とか、オリンピック競技への復帰とか
そんなことよりも自分たちの目先の利益の追求がきっと大事なんですかね。
でも、これだけアフリカやアジアで、ネットやテレビが普及しているならば
日本のプロ野球を放映することも可能だし、それが実現すれば放映権や広告収入もいっぱい入るのに。
10～20年先を考えたら、きっとすごくオイシイ話になると思います。
アフリカの人々は、よくテレビで欧州のサッカーを見ます。
それは、サッカーが好きなのもあると思いますが、
アフリカ人が欧州のサッカー界で活躍している姿が見れるのも理由の一つな気がします。
それなら、日本のプロ野球の外国人籍枠を廃止して、アジア人とかアフリカ人とか積極的に受け入れて、スター選手を作ってしまえばいいんじゃないですか？
自分の国選手がいっぱいいれば、きっと現地の人々も見てくれるはずです！
むしろ、アフリカはチャンネルも少ないから、最近の悩みの種である視聴率も
バンバンとれるはず笑
サッカーは週1回しか試合がないけど、野球はほぼ毎日試合があるのも魅力の1つだと思います!!
こちらは、同じサッカーの試合を何度も放映することもあるみたいです。
とりあえず、試験的に日本の独立リーグ等に、アフリカ人だけで構成されたオールアフリカンチーム
チームアジア 日本、韓国、台湾、中国以外の国籍を持つアジア人チームを
特別枠で参加させ、優柔な人材をスカウティングしていきませんか？
アフリカ、アジアの拡大ができれば、その頃にはきっと国内の人気もまた爆発していることでしょう・・・。
勢い余って、だいぶ話が逸れてしまいましたが・・・
要は、本気で野球を普及させたかったらいくらでも方法はあるということです！！
一部の報道では、まだ野球・ソフトボールが五輪競技復活する可能性は
あるようですが、今のまま復活しても、きっと何年後かにまた消えてしまう気がします。
コツコツ小さな支援をしていくことも大事だと思いますが・・・
そろそろ何かインパクトのある、でっかい支援が野球界には必要な気がします。
オリンピック種目になったからと言って、
劇的に競技人口増えたり、環境が変わるわけではないので
僕は、これからも地道な活動に励んでいきます。
チビッ子プレーヤーが増える様な活動も、今後はしていこうと思います。
