僕のグローブ
最近グンゲンの選手たちに
僕のグローブを貸すようにしました。
その中の選手の一人が「ババ」という13歳の男の子です。
5月くらいまでは、まったく練習に顔を出しませんでしたが、6月からちょくちょく顔を出すようになり、最近では必ず顔を出すようになりました。
まだ、決して野球が上手ではありません。グンゲンチームの中では、一番下手なのかもしれません。
6月の時点では、他の選手のキャッチボールの球も捕れない程でしたが、
最近になって周りの選手たちと一緒の練習メニューができるようになってきました。
たぶん、今年のバカンス期間中に一番成長したのは、ババだと思います。
ババが以前使っていたグローブがボロボロで、練習でも頑張っていたので、
そのご褒美の意味も兼ねて、最近僕のグラブを貸し、ババに管理もさせています。
そのグローブをあげたい気持ちもありますが、
僕にも自分のグローブにいろいろな思い入れがあったり、まだまだ任期も長いことから、今回は貸出制度にしました。
そして、ババが道具に大切にすることができるのかというテストも兼ねて・・・。
今のところ、非常に大事に使ってくれています。
本当にババが僕のグローブを大切にしてくれると思った時には、
あげようと思います。
しかし、僕がまだ自分のグローブを貸すことができるのはグンゲンの選手たちのみです。
まだまだ、「道具を大切にする」と口では言いながら、実行できていない選手が他チームには多いです。
どうして、道具を大切にしなければならないのか?
これを理解させなければ、いけません。