ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

その手があった!!野球盤!!

日本では、ほとんど見かけないこんな物が、ワガドゥグには

結構たくさんあります。

 

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アナログのサッカーゲームです。

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街の売店の店先なんかにおいてあり、子どもたちがよく遊んでいる姿を目にしていましたが、実際に遊んだことはありませんでした。

ちなみに置いてあるのは、ほとんど屋外なので

いい感じにビンテージ風になってる物が多いです。

 

今日、初めて実際に遊んでみました。

 

まず驚いたのがお金がかかること!!

今回の場所では、8球で25FCFAでした。

 

そして、意外とハイテク。自動販売機のように、お金を入れるとボールがでてくる。

仕組み自体は簡単な物だと思いますが、自動販売機や券売機のようなの物は、

ブルキナで見たことがなかったので、ここでもこんな物ができるだと

妙に感心してしまいました。

 

やってみると、意外に難しい。

でも、ブルキナべは本当に器用に扱っていて、スゴかったです。

 

早々にブルキナべに勝つことを諦め、ブルキナベ同士の試合を見ながら・・・

 

「いつか野球も、こんな風なゲームができて、ブルキナべが遊ぶようになったら良いな。やっぱサッカーはこんなゲームもあってスゴイな。」

「こんなゲームがあれば、野球も簡単にルール覚えられるし、身近になるのにな。」

「野球で、こんなアナログなゲーム、遊び道具作れないかな・・・」

 

そして、僕はあることに気づきました。

 

「そーいえば、『野球盤』がある!!その手があった!!!!」

 

実際にプレーし、体を動かしながら、ルールを覚えたり、思い出したりするのは

実はかなり大変なことです。

しかも、思い通りにボールを投げれなかったり、打てなかったら尚更です。

そして、ビデオやDVD、抗議形式のルール説明も退屈だし、実際にやってみないとわからないこともある。

 

そこで『野球盤』です!!

 

ゲームだったら遊ぶために、相手に勝つために、楽しみながらルールを覚えることができます!

まさに、ブルキナべの様な野球初心者たちにはピッタリです。

しかも、野球経験者と未経験者が、あまり関係なく野球を楽しむことができます!!

 

他にも、こんなことが・・・

 

最近、変化球の練習を選手にさせていて気づいたことは

ブルキナの選手たちは、変化球を見たことや、触れたことがほとんどないことでした。

いくら口頭で、ボールが右に曲がる、ボールが落ちる。と説明しても、

きっとイメージも理解も難しいと思います。

 

僕が変化球の存在や、凄さを初めて知ったのは、間違いなくTVゲームです。

TVゲームで、変化球の名前や変化の仕方を覚え、こんなボールを投げてみたいとも思いました。

 

野球盤には、変化球もあります。

 

そんなことを知るきっかけにもなると思います。

 

 

野球盤なら、道具も場所もいりません。

スポーツとしてではなく、「遊び」として野球を知ってもらうことは、

娯楽の少ないブルキナでは意外とハードルは低いように思います。

 

きっとサッカーゲームと同じ価格25FCFAで、3イニング、5イニング制にしても

遊ぶ人たちが現れるはずです!!

 

物は試しでやってみます!!

「野球盤で野球を広めちゃおう!プロジェクト」

 

意外と単純な考えですが、僕の中ではかなりヒットなアイディアだ!と

現時点では思っています。

 

 

まずは、今の野球盤事情を調べてみると・・・

僕が知っていた「消える魔球」「東京ドーム野球盤」「全自動」なんてものは、もう時代遅れでした。

 

時代の最先端は、電光掲示板に実況付き・・・

 

時代はもの凄いスピードで進んでいます。