ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

授業見学

少し前の話ですが

2週間程前に、小学校の授業を見学させてもらいました。

 

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これまで、学校のグランドにも何度も行っていましたが、

子どもたちが授業を受ける姿を見るのは初めてでした。

 

訪れたのは小学校高学年のクラスで算数の授業でした。

みんな積極的に挙手して発表するし、先生の話を聞く姿も真剣で

とても集中していました。

 

今回の見学してもらった小学校教諭隊員曰く

やはり先生によってクラスの雰囲気が、だいぶ違うようです。

このクラスの先生は、とても熱心で教え方が上手な方だったようです。

 

そして、もう一つ子どもたちを真剣させている理由が

進級のテストにクリアしなければ、小学生でも留年してしまいます。

僕が野球を教えている中学・高校のチームでも、学年は一緒でも年齢が本当にバラバラです。

 

このクラスの生徒数は、たぶん50人くらいでした。

現在の日本では考えられない人数ですが、ブルキナファソの学校では普通くらい

むしろ50人は少ない方です。

地方の村や町では、まだまだ学校が少なく1クラス100人なんてこともよくあるようです。

以前に、日本大使館の方に伺った話では

大使館のスキームを使った小学校建設の依頼が、地方都市や村を中心に多くあるようです。

首都のワガドゥグでも、公立の学校では100人に近いクラスがあるようです。

 

100人もいると、先生は当然一人ひとりへの指導なんてできないだろうし

こんな環境では、全員が進級テストに合格することは容易ではありません。

 

この1クラスの人数については、学校の不足の他に、教師不足という問題も関係しているようです。

 

その他にも、学校教育に関することは、日本と比べてしまうと様々な問題があるようです。

 

 

今回は、近くに野球チームもない学校の子どもたちだったので

見学から帰る際に、少し野球の紹介をさせてもらいました。

 

「野球ってスポーツ知っている?」と質問すると

何人かの子どもが「知っている!」と答えてくらました。

 

本当は、口頭で簡単に説明するだけのつもりでしたが

実際のグローブとボールを出すと

女性の先生が「ちょっと、やらせてもらえる?」と言われ、

教室の中で先生とキャッチボールをしました。

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先生が、しっかりとボールをキャッチし、上手に投げ返してくれ

キャッチボールは大成功!!

 

子どもたちも大盛り上がり!!

 

野球を全く知らない子どもたちが、初めて野球に触れたときの反応は

本当におもしろくて、新鮮で大好きです。

 

今月中に、今回の学校に、もう一度お邪魔することを計画しています!

今度は、授業見学ではなく、野球の普及のために!!