小学生チームの練習
以前に、小学校チーム結成の動きがあることは、ブログにも書かせていただきましたが
順調に計画は進んでいます。
4チームのうち、1チームはすでに数回練習もしております。
写真のこの小学校では。毎週土曜日の朝7:30~8:30の授業時間を使って
小学校5~6年生のクラスに野球を教えています。
この授業では、体育のようにスポーツをする授業のようです。
クラスといっても、全員では無いようで、初回の練習こそ60人程が来ましたが
3回目の練習となったこの日は24名程度でした。
他のクラスの子たちは、いったい何をしているのでしょうか・・・。
そして、意外にも授業時間を簡単に野球に使って良いよと言ってくれます。
この学校だけではなく、他2校ほどでも、授業時間に行うことを提案されました。
こちらは、日本のように授業カリキュラムがしっかり決まっているわけでもなく
先生たちも、子どもたちにサッカーを自由にやらせたりするのみで
特に指導をするわけでもなく、立っているだけの先生も多いようです。
そんなことなので、誰かが代わりに授業してくれるのは、意外と有難いことで
簡単に受け入れられるのかもしれません。
こちらとしても、毎日午後は既存チームの練習があるため、空いていた午前に指導できるのは有難いですが、いくつか問題が・・・
①練習時間が週1日 1時間
なかなかこの時間では、教えることも限られる上に、
野球をほとんど見たことも無い子たちですから、説明することも多く思ったように進みません。
②道具の不足
現在のところ各学校に配布されているのは、ボール24球 バット2本 グローブ12個
初日60人来たときは、どうしたものか。と本当に悩みました。
この日も、キャッチボールの時は、二人組の片方にグローブをつけさせ、
数分後に交代するということを繰り返しました。
しかし、これではどうしても効率が悪い・・・
しかも、交代等を多くして、待つ時間を長くすると子どもたちもすぐに飽きてしまいます。
グローブ無しでもプレーさせましたが
子どもたちは、「グローブを使う」ということが、どうやら楽しいようです。
確かに、物を操ってプレーするのは野球の魅力なのかもしれません。
③先生がいないとき
担任の先生や、スポーツの授業をお手伝いをしてくれる先生がいるときは
子どもたちも綺麗に整列したり、順番を守ります。
守らないと、先生から怒られるので。
しかし、子どもたち以上に、わけもわからないスポーツを見ている先生たちが飽きるのが早く・・・授業中にどこかに消えてしまいます。
そうなると、さー大変。もう私には、制御できない程に子どもたちが好き勝手し放題です。
まだまだ始まったばかりのプロジェクト。
試行錯誤をいっぱいしてやります。