運ばれてくる「白い金」
昨日くらいから、ブルキナの空気が変わった気がしました。
1週間程前に、季節外れの雨が降ったり、雲が多かったりで
とても過ごしやすい日が続いていましたが
日射しがジリジリと熱く、自転車に乗りながら感じる風は生暖かい
一番の暑さになる3月、4月に向けて、
ジワリジワリと暑さが忍び寄ってきているようです。
そんな中、1月はブルキナファソでは綿花の収穫が最盛期を迎えていました。
この綿花は、ブルキナファソ最大の輸出品となっており
言い換えれば、一番の稼ぎ頭になっているのです。
1月も下旬ですので、もう収穫時期は終わっていると思われますが
地方で収穫された綿花がワガドゥグの加工工場には続々と運ばれており
工場周辺はトラックで大混雑しています。
少し見にくいですが、上の写真では奥までトラックが並んでいます。
15台以上の大型トラックが道で綿花を載せて待機していました。
この光景が1月初旬からずっと続いています。
(工場があまり稼働していなかったりするのかもですが・・・)
その1台に積まれている量もはんぱではありません。
「溢れんばかり」とは、まさしくこの様な状態のことですね。
いや、むしろ溢れてますが。
もう少し、丁寧に扱わなくても大丈夫なのか気になってしまいます。
昔は「白い金」とも言われる綿花は、今でもこの国の経済を支えています。
量は決して多いわけではないようですが、ブルキナで加工された綿は日本にも輸出されているようです。