ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

一流の夢!!

最近、サッカーの本田 圭祐選手が小学校の時に書いた夢についての作文が話題になっていたと思います

小学校の時に書いた「セリエAで10番をつけてプレーする」というのが叶いました。

 

本田選手以外でも、野球のイチロー選手やゴルフの石川 遼選手も

小学校の時に具体的な夢を書いています。

 

目標や夢をより明確にし、それを紙に書くことで

達成できる確率が上がるとも以前に教えられました。

 

最近、なかなか関心する夢・目標を書いた選手がいました。

 

 

選手に目標を書かせてみると

そもそものきっかけは、最近グンゲンの練習中に次の練習の指示を出すと、あからさまに嫌そうな顔をする選手がいることが気になりました。

楽しい練習ばかりではないですし、辛い練習もあるので仕方がないのですが

いろいろと考えがあって指示を出しているこちらからすると、なかなか気分が悪くなります。

 

その原因を考えてみた時に、選手が自分で認識している問題と、私が感じている選手それぞれの問題が一致していないために

練習の意図を上手く伝わらないのではと考えました。

練習の意図を伝えても、それを本人が問題と感じていなければ意欲的には

決して取り組まないでしょうし。

 

そこで、選手それぞれに

「目標・夢 →それを実現するための問題点・課題

 →それを克服するための小さな目標 →それを達成するための活動、練習内容」

これを考えさせ、紙に書かせました。

 

 

18歳までに日本で一流のプロ野球選手になる

きっと最初の目標・夢の部分は「プロ野球選手になる」と単純に書く選手が多いだろうと思っていましたが

 

「18歳までに日本で一流のプロ野球選手になる」と書いた選手がいました。

 

その選手は・・・

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そうです。あの、サンホ・ラシーナ。約1か月後に日本に行く17歳の少年です。

 

「objectif」と書かれた欄が目標になるのですが

私が関心してしまったポイントは

・「18歳までに」しっかりと期限が書いてありました。

・ただの「プロ野球選手」ではなく「一流の」を付いていること。

 

2つ目のポイントに関しては、私の訳し方が大げさなのかもしれないですが

フランス語で「bon」が書かれており、英語だと「good」の意味、

直訳したら「良いプロ野球選手」

「一流」という意味合いでも間違っていない気がします!

 

彼は、去年の日本での2ヵ月間経験で、自分の現在地や課題がわかっているために

ここまで具体的にかけるのだと思います。

 

また少し、ラシーナが自分の夢に近づいた気がしました。

 

この紙は、しかっりと保存しておくよ、ラシーナ!!

ただのプロじゃ物足りない。

本田選手や、イチロー選手のように超一流になっておくれ!!!

 

ラシーナと一緒に練習できるのも、あと1ヵ月。