ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

代表強化練習&選考会

 

今週14日(日)~16日(日)の3日間、ワガドゥグのインターナショナルスクール主催の親善ソフトボール大会が開催されます。

参加チームは、インタナショナルスクールのソフトボールチームや、アメリカ人ボラティアチーム等の欧米人も多数参加し、実力未知数!むしろ、ルールを理解しているかわからないブルキナべチームも数チーム参加し

野球連盟からは、初心者も参加するような親善部門に1チーム、競技経験者が多い競技部門に1チームの計2チームが参加します。

 

今日の内容は、雰囲気を出すために、代表チームという威厳を出すために

かなり大げさな表現をしています!

 

ブルキナ代表チーム「Etalons」

特に、競技部門に参加するグンゲンチームメンバーを中心として構成されたチームは

10月にニジェールで行われた、ニジェールのインターナショナルスクール主催大会で準優勝という成績を残し、今大会は期待がかかっています。

 

両チームとも、チーム登録名は「Etalons(エタロン)」

これは、ブルキナファソナショナルチームの愛称です。日本でいうと「サムライJAPAN」「サムライブルー」と同じです!

サッカーでも、バスケでも、どんなスポーツでもナショナルチームは「Etalons」です。

従って、今回はたかがソフトボール大会ですが「Etalons」と呼ばれるからには、

ブルキナ代表チームです!

 

代表候補強化練習

先週から土日に、代表候補者を集めての強化練習をスタート。実戦形式の練習を中心に行い、連携の確認や実践感覚を養いました。

計4回の練習に集まったのは総勢30人程。

 

30名の約半分は、グンゲンチームメンバー。残りの半分は、リセの野球チームの選手たち。各チームのコーチと一緒に候補者を選抜し、招集しました。

 

最終日の今日は、代表候補メンバー約25名決める選考会も兼ねていました。

 

 

こう書くと、だいぶかっこ良く思いますが・・・

実際は、30人中10名程はフラもまともに取れない、ルールの理解度も低い

なんともブルキナベ選手らしい子たちが集まりました。

 

ですので、選考会と言ったら、レベルの高い選手たちが凌ぎをけずるイメージですが

今回は、なんとも次元の低い戦い。「どんぐりの背比べ」という表現が、みごとにピッタリでした。

 

しかし、最終選考種目の外野ノックでは、当落戦上の10名は必死にボールを追いかけてました。

「Etalons」という名誉をかけて。 

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その必死さに視察に訪れていた連盟長が心を打たれたのか

本日参加をした28名全員を選手登録することに決定しました。

 

大会当日に来ない選手が数人いるだろうという予測をしての決断でもありますが笑

 

それでも、この4日間全日程をしっかり参加した選手たちばかりだったので、良かったです。これを自信にしてもらえたら。

リセの選手たちからすると、この4日間、日ごろできない実践経験ができ

複雑なルールもじっくり教えることができ、とても有意義な時間になりました。

 

みんな来てくれて良かった!!

 

大会の目標

大会は、3日間で予選4チームによるリーグ戦を行い、順位決定戦、決勝戦を行います。

 

ブルキナチームの目標は「2つの優勝カップを勝ち取る!!」

 

ニジェール大会は、帯同することができなかったので

今回が、Etalons初采配!!楽しみです。

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