2冊の本
2月の下旬、ちょうど1週間前まで、語学の研修を受けました。
任期の中間に差し掛かるこのタイミングで、設けられた機会でしたが
慣れていないフランス語での活動報告やディベートに、四苦八苦でした。
毎日フランス語に触れているのですが、日常会話とではわけが違います。
人前で話をすることに、そこまで苦手意識はありませんが
フランス語となると、相手が顔見知りの日本人でも必要以上に緊張してしまいました。
自分の語学力は、本当にまだまだです。もっと精進しなければいけません。
そんな、いつも以上のフランス語漬けに頭が疲れ、日本の活字が恋しくなり
ここ2~3日は、ちょうど最近日本から届いた本を読みました。
読んだ本は2冊
まず1冊目
『アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた』小国綾子著
最近、ふとアメリカの野球を知りたいな~と思ったのがきっかけで、Amazonで見つけたこの本。
父の転勤で、アメリカに引っ越すことになった9歳の野球少年と、その両親の約4年に及ぶアメリカ生活で、「野球」を通して、様々な体験をしていく物語です。
この本を読んで、やっぱりアメリカの野球はやはりスゴイなと思いました。
せっかく最底辺であろうブルキナ野球を経験したのならば、やはり頂点も実際に経験したくなりました。
アメリカとブルキナファソの違いはあるにせよ、
この家族が本篇で感じている様々な異文化に、思わず共感してしまうことが多かったです。
野球が根付いていないブルキナでは、野球から異文化を感じ取るようなことは
まだほとんどありませんが、逆に指導者としての自分が
日本の文化や価値観を、子どもたちに押し付けているのではないか? と考えさせられました。
子どもたちの行動や反応を、もう一度冷静に分析してみたくなりました。
2冊目
『高校球児に伝えたい!プロでも間違う 守備・走塁の基本』高代 延博著
この本は、2013年WBC日本代表コーチを務め、今年から阪神タイガースのコーチを務める高代さんの新著です。
最近ネットの記事で、高代さんがおもしろい技術指導法を記しているのを目にし
指導者も日々学習しなければ!!ということで、日本から入手しました。
野球経験者からしても、かなりマニアックで、細かなところを追求したテクニックが書かれており、大変おもしろかったです。
他の技術書では、書いた無いようなものばかり。
しかも、本編では、良いプレー・悪いプレー どちらのプレーでも、例えとそて選手の実名も登場しており、それも興味深かったです。
書かれていることを、実際に練習で実践してみると
選手の動きがかなり良くなりました!! こんなに簡単に成果がでるとは驚きでした。
2冊とも、わざわざ日本から送ってもらったかいがありました。
どちらも野球にかかわる本で、マニアックな本ですが、興味がわいた方はぜひ!!