嬉しい便り
雑誌「WEDGE」のインターネットサイト「WEDGE Infinity」にて
ブルキナファソ野球に関する記事を載せていただきました。
「ブルキナファソと日本を繋ぐ野球少年」
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3685
記事を読んで改めて思ったのが
今、少し吹きつつあるブルキナファソ野球にとっての追い風は、在留邦人の方々の協力や応援のおかげでもあるということ。
これからも、たくさんの人々に応援される活動や、チームを作っていきたいと改めて思いました。
話は変わり・・・
最近少し悩んでいたのが、見知らぬ番号からの着信です。
2~3日に1回。 多い時には、1日に数回。時間も早朝もあれば、深夜もある。
しかも番号の始まりが「+225」
ブルキナファソの国番号が「+226」なんで、近隣国からの電話であることは
予測できましたが、なんとなく気味が悪く電話を取らないでいました。
最近は、イタズラ電話にしては、あまりにも頻繁にかかってくるので、
電話を取ってみると、今度はなにも話すことなく、すぐ切れてしまう。
しかし、昨日その正体がついにわかりました!!
相手は、去年の9月くらいまでブルキナファソで野球を教えていた選手だったのです。
全然声だけではわかりませんでしたが、名前を言われてすぐ気づきました。
彼は、去年のリセ大会で、優勝チームのキャプテンで、新学期からコートジボワールの学校に通っている子でした。
野球は、まったく上手ではありませんでしたが、
学校が長期休暇の間も、毎回練習に来ていた真面目な子でした。
電話は、すぐに切れてしまいましたが
彼はコートジボワールで野球を続けていると言っていました。
去年、コートジボワールのチームがブルキナに遠征に来た際に
彼はチームの連絡先を聞いて、自ら門を叩いたそうです。
てっきり、ブルキナを離れてからは野球からも離れてしまったと思っていたので
嬉しい便りとなりました。
こんな野球環境の中でも、野球好きな選手が育ち、自分がいない他国でも
野球を続けてくれているのは、とても励みになりました。