ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

野球だけ!では、いけません。

 

5月に予定されていた、連盟主催の中学生大会が開催できずに中止になりました。

 

原因は、準備不足。

 

これまでの大会やミーティング等々、様々なことが直前に決定されてきたので

今回も少し強引なやり方をすれば開催できましたが

そろそろ、そのやり方を見直してほしいという思いから

私が中止を決定しました。

 

 

この反省を次に活かしてもらう!!と、思っていましたが

そんな物事うまくいきませんでした・・・

 

反省はしているんだろうけど・・・

今回の中止に関して、反省や次回の対策を考えてもらおうと

どうしてこのような結果になったのか連盟長に聞いてみると

「もっと早くプログラムを決めないと。来年は、バカンスの前に開催しよう。

学校の先生にも協力してもらおう」等々

もっともらしいことを言いますが

 

結局最後には

「今年は、1度中学生の大会を開催したし、

今回の大会はそんな重要ではなかったから問題ない」と言われ

 

「でも、開催の予定は選手たちにもアナウンスしていたし

一応年間のプログラムでは開催を予定していたよね?」と私が聞くと

 

「いや、気にすることないよ。

例えば10個のプログラムを最初に決めて、

その中で1つくらい実施できなくても問題ないよ。それぐらい当然なんだよ。」

 

 

行事の実行後に評価や反省ができなく、次回の取組みに活かされないのが

連盟の課題と指摘がされてばかりだったんですが・・・

 

まさか、ここまでの考え方だったとは想像を超えていました。

 

都合良すぎる解釈と、その場しのぎの対応に納得いかなく

赴任してこれまでで一番ブルキナベと熱く議論、

いや・・・ついつい怒ってしまいました笑

 

 

野球以外の取組み

私は、ただ野球を教えていれば良いのではなく

「連盟の組織力強化」というものを活動の目的にされています。

 

これまで、大会の運営等に関しては、少しずつ連盟も成長をしていると感じ

あまりそのことには触れてきませんでした。

しかし、今回の一件で、やはりまだまだ解決すべきことが多くあることに気づきました。

 

たしかに、小さなミスやチャレンジに関してにはすごく寛大であるのは

この土地の良い人柄だとは思います。

しかし、細かなところに気を配ったり、こだわったりするがほとんどありません。

本当に細かなところは気にしていません。

 

まー、その寛大さは日本人も見習うべきところがあるなと思ったりするので

悪いことではないとは思うのですが・・・。

 

それに励まされることもありますが!

度が過ぎているだろ!!と思うことが、しばしば・・・いや、多々・・・でしょうか笑

 

 

野球だけ!やっているのでは、いけません!!

 

組織力を強化することも、重要な任務のひとつです!