エボラ出血熱 流行の影響
日本では、デング熱の流行が世間を騒がせているようで
いつの間にか、ネットニュースのトピックで「エボラ」の文字を見かけることも少なくなった気がします。
きっと日本ではエボラ出血熱のことも少し忘れ去られているかもしれませんね。
未だに、ブルキナファソではエボラ出血熱の感染者は出ていません。
しかし、街で感染の注意を呼びかけるポスターを見かけたり
まだまだ警戒は続いてます。
また、このエボラ出血熱流行の影響が
ブルキナファソでは最近になって大きくなってきました。
SIAOの延期
以前にラジオ番組「MISIAアフリカの風」に出演した際に
ブルキナファソの観光の見どころとして紹介もした
「ワガドゥグ国際工芸見本市(SALON INTERNATIONAL DE L'ARTISANAT DE OUAGADOUGOU)通称:SIAO(シアオ)」
2年に1度ワガドゥグで開催されるアフリカ最大の国際工芸見本市で、
アフリカ諸国から工芸品が集まり、アフリカ以外の世界各国からもアーティストや
バイヤーが訪れ、ブルキナファソで最も盛り上がるイベントの一つです。
アフリカの工芸品が一度に見ることができるこのイベントを楽しみにしていました。
しかし・・・
本来10月31日~11月9日に開催される予定が、開催延期となってしまい
開催変更の日程の目途はまだたっていないようです。
理由は、エボラ出血熱の影響。
西アフリカ諸国からの入国を拒否している国があったり
国境を閉鎖しているなど、まだまだ混乱が続いている状況で
他国のバイヤーや出品者として参加等に影響があったのかもしれません。
きっとブルキナファソで、一番外国からのお客さんが来るイベントのはずが
延期、はたまた中止になんてなってしまったら
相当な経済損出になるはずです。
Uー17アフリカ選手権大会の延期
お次は、野球 U-17アフリカ選手権大会
こちらも10月開催だったものが12月開催に延期となりました。
もちろんエボラの影響で・・・
開催国のケニアへは、西アフリカ諸国からの入国がかなり厳しくなっているようで
出場国の辞退等もあり延期に踏み切ったようです。
でも、ブルキナチーム元々出場予定ではなかったので
直接的な影響は少ないですが。
これ以外にも、個人的な旅行が中止にさせられたり・・・
なかなかエボラには苦しめられています。
早く沈静化しますよーに!!!