アフリカ選手権ケニア大会への道
以前にこのブログでも触れたブルキナファソ代表チームのトーゴ遠征
結局、先週の日曜日 14日に出発し、1週間トーゴに滞在し
21日(日)にブルキナ帰国予定です。
当初は10日(水)出発予定のはずが・・・
まず、バス会社の時刻表を改めて調べると水曜日発のトーゴ便は無く、
出発日を11日(木)に変更。
しかし、前日になりそのバスが満席により予約が取れないことが判明。
レンタカーのバスを借りて12日(金)に出発を変更。
しかししかし、用意されたバスがあまりにも古すぎて「これでは行けない」と判断し
代わりのバスを用意するために、出発日を14日(日)に変更。
という感じで、紆余曲折を経てなんとか出発しました。
いつもながらの準備不足は否めませんが・・・
なんだかんだ問題があっても、しっかり出発にこぎつけるあたりは
少し感心してしまいます笑
果たして、帰国は無事にできるでしょうか・・・
アフリカ選手権の開催
前回のブログでも紹介しましたが
今年の12月にケニアでU-17 アフリカ選手権が開催されます。
その大会では、来年2015年の夏に日本で開催されるU-18 WBC大会(世界大会)の
アフリカ代表の切符を賭けて争われるとのこと。
私の気持ちとしては・・・
ぜひ参加したい!!ブルキナ代表として、力試ししたい!!
しかも、17歳以下の大会ということは、
日本で頑張っているラシィナをはじめ、この前3ヵ月日本に行っていた4人中2名の選手等々・・・
1997年生まれの17歳は、ブルキナ野球界のゴールデンエイジ!!
参加すれば、なかなかイイ線いくのではないかと思ったり・・・
ぜひとも世界を目指して、一緒に戦いたい!!!
この大会を新しいブルキナ代表ユニホームで戦いたい!!
でも、問題は山積みで・・・
しかし・・・冷静に考えると、大会への参加は険しい道です。
言わずもがな、最も大きな壁となるのは遠征費用の捻出。
ブルキナから開催国ケニアまでは、もちろん飛行機移動。
少し調べてみると・・・チケット代は往復で8万円。。。
選手とコーチを含めて20名で遠征しようと考えたら、移動費だけで160万円・・・
滞在費等も含めたら200万円弱でしょうか。
日本人からしてもなかなかの金額。
しかも、野球連盟の年間予算でも負担できないような金額。
現実的に考えるとかなり厳しい。
連盟には、スポーツ省に申請は出せば可能性はあると言っていましたが
金額が大きいだけに、簡単に承認されるとは思えません。
他の手段として、スポンサーを見つけるという方法。
しかし、「BASEBALL」なんて知らない人の多いこの国では、スポンサー獲得は至難の業。私自身も、今のブルキナ野球界ではスポンサーのメリットとなるようなことが正直みつけられない!!
他には、日本への寄付のお願いや、クラウドファンディングの利用も少し頭をかすりました!
しかし、この方法はその場しのぎにしかならないのかと思いました。
今回寄付が集まったとしても、次回の大会でも同じような資金問題が発生するでしょう。
万が一、今回のU-17大会に参加でき、奇跡的に優勝!世界大会参加のため日本への遠征!!
なんてことになった時は、また寄付をお願いするのか・・・
今後のブルキナ野球界の継続性を考えると、この大会だけ参加ができても仕方がないかと思いました。
お金を集めるって、当然のことですが難しいですね。
どうやったら資金が集められ、参加ができるのか・・・
一番良い方法はなんなのか・・・
宝くじ当たらないかな~
なんて真面目に考えてしまいます笑
とにかく、願わなければ叶わないので
参加したい!!世界大会を目指して戦いたい!!
行くぞケニア!!行くぞ日本へ!!
かなり状況は厳しいですが、目指せアフリカ選手権ケニア大会!!
参加への道のりは、この写真のような長~く、ゴールなんて全然見えないけど・・・
可能な限り模索してみます。