ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

看板からみるブルキナファソ

最近、首都 ワガドゥグの街中でよく目にする看板があります。

 

それがこちら

f:id:hiroki-0410:20141017130715j:plain

 

 

f:id:hiroki-0410:20141018074159p:plain

 

 

この看板は

「あなたは、美しい母国を知っていますか?」

というキャッチフレーズが書かれ、

国内旅行の促すために政府が出した看板のようです。

 

10月くらいからちょこちょこ見かけるようになり

今では、街中の大型看板に同じ内容の看板があります。

 

 

f:id:hiroki-0410:20141017124951j:plain

ここにも

 

 

f:id:hiroki-0410:20141017125448j:plain

 

そして、ここにも

f:id:hiroki-0410:20141017130259j:plain

種類は5つほどありますが、内容は同じ看板が

とにかくいたるとこにあります。

 

 

最初にこの看板を見つけた時は、

ブルキナファソも国内旅行ができるほど景気が良いのか

国内経済が発展してきたのかな~

と思わず感心してしまいました。

 

今まで、国内旅行の看板なんて見たこともなかったので。

 

 

しかし、他の隊員とこのことを話していたら

どうやらそんなポジティブな理由ではなさそだということがわかりました。

 

 

大打撃の観光業界のために・・・ 

ブルキナファソでは、現在様々な国際イベントが中止になっています。

 

11月開催予定で2年に一度開催されるアフリカ最大の工芸見本市、

ワガドゥグ国際工芸見本市(SAIO)

 

10月開催予定で毎年開かれる国際的な自転車大会

ツール・ド・ファソ

 

どちらも、海外から多くの人が訪れ、

ブルキナファソにとっては数少ない重要な観光イベントです。

 

しかし、それらのイベントが今年は中止になりました。

 

 

そう。

 

まだまだ収束の見込みがつかないと言われている、

エボラ出血熱の影響です。

 

 

 

きっと写真の看板は、国イベントが次々と中止になり

大打撃の観光業界のための救済処置ではないかと思います。

 

 

しかし、この国の中で国内旅行を楽しむ余裕のある人々は

本当に一握りのはず・・・

 

この看板たちが、どれほど効果があるかは疑問です。