ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

ブルキナで見たトトロ

 

ブルキナファソでトトロを観ました。

 

 

 

ワガドゥグのフランス文化センターで開催されていた

「アニメーション映画フェスタ」の中で

ブルキナファソ日本大使館の協賛で映画「となりのトトロ」が

無料上映をされるとのことで観賞してきました。

 

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ブルキナベにも欧米人にも

今回の上映会は、日本人だけが対象ではないので

ブルキナベやブルキナファソに在住の欧米人の親子も会場に足を運んでいました。

 

今回はフランス語の吹き替え版で

フランス語の題名は「Mon voisin TOTORO」

 

「mon voisin」とは、直訳すると「私の隣人」

直訳しちゃうと、少し違和感があるけど

日本の題名とほぼ一緒ですね。

 

 

上映が進むと、上映会に訪れていたブルキナベや欧米人も

日本で笑いが起きるような場面で一緒に笑っていて

大人もすっかり楽しんでいる様子でした。

 

あとは、言葉がなくて登場人物の動きだけのシーンでも

会場が盛り上がっていたのも

そういう感覚って、あんまり違いがないんだなと思いました。

 

 

ある欧米人のチビッ子は、トトロが初めてスクリーンに登場した場面や

猫バスの登場シーンに、声をあげて驚いたり、喜んでいてのが

かわいかった!!

 

 

ブルキナでトトロから発見したこと

 

久しぶりのトトロの観賞

しかも、フランス語で

しかもしかも、アフリカのブルキナファソ

 

予想以上に楽しめてしまい、オープニングの「さんぽ」を聞いただけで

懐かしさと、なんだか日本が恋しい気分になってしまいました!

 

しかしそんな中で、私が一番強く感じたこと、上映が進むに連れて強くなっていった

気持ちはは・・・

 

「トトロの世界って、ブルキナファソだ!!!!!」ってことです。

 

 

なにを言っているのかというと

 

映画に出てくる日常生活や物が、なんだか現在のブルキナの生活とほぼ変わらなかったです!!

 

少し、大げさにいうと

まるで設定が現代のブルキナファソであるかのようだった!!

 

例えば・・・

土の道・・・

炭や薪での調理・・・

メイちゃんとサツキちゃんが、裸足で洗濯するとことか・・・

親子3人が自転車に無理やり3人乗りしたり・・・

後ろが荷物の荷台になっているバイク・・・etc

 

ほとんどのシーンが

「これ!今の日本では見られないけど、ブルキナでよく見るシーンだ」

というものの連でした。

 

一緒に行った隊員とも、

上映後にその話題で盛り上がい、お互いで賛同していました。

 

 

少し調べてみたら、トトロの時代設定は昭和30年代とされています。

 

よく隊員同士の会話の中で

「今のブルキナファソの生活は、昭和の日本みたいだ!」

なんて言いながら笑ったりしていますが

 

やっぱりあながち間違いじゃないことに気づかされます。

 

 

 

なんだか映画も、今までにないような見方をするようになっていました。