ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

街にあふれるビニール袋をなくそう!!

 

最近ちょくちょく見かけるようになった大型看板

 

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この看板は「ビニール袋ゼロ運動」を呼びかける看板で

環境省がだしているものです。

 

 

看板には

「ビニール袋には、癌や糖尿病、胃や呼吸器等の病気の原因になります。

 食べ物との接触は避けましょう!」

こんな内容が書かれてます。

 

 

何でもビニール袋へ

ブルキナファソでもビニール袋は、ものすごく普及しています。

 

本当に何でもかんでもビニール袋に入れます。

 

看板には「食べ物との接触を避けましょう」と書かれていますが

ブルキナファソでは、食べ物を直に袋に入れるのも当然です。

 

写真は、屋台で買った「リグラ」と呼ばれるお米の料理

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持ち帰り用で頼むとこのようなビニール袋に入れられます。

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この国では、まだ日本のコンビニ弁当のプラスチック容器や

食品トレーの素材でできているような器が、あまり流通していないのです。

 

決してまったくないわけではないのですが、

それらはビニール袋よりも格段に高価なため庶民のお店ではビニール袋が

断然多く使われています。

 

 

食品だけではなく・・・

ブルキナベからしても安価なビニール袋は本当に良く使われます。

 

しかも、その使い方にも問題があります。

写真は、日本でも使われているようなスーパーの袋です。

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少しわかりにくいかもしれませんが

写真では袋が2重になっています。

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こちらのスーパーの袋は、日本の物のように丈夫ではありません。

かなり破れやすいです。

 

それをブルキナベは知っているので、

スーパーで少し重たい物(例えば、飲み物、シャンプー等々の液体物から雑貨とうとうまで)を購入すると、すぐに2重にして商品を入れられます。

 

心遣いは有難い気もするのですが

そこまで必要性を感じない時でも2重されてしまうので、もったいない!!

 

しかも、街中にその袋が捨てられてしまっている状態。

 

日本の様に袋が有料ではないからなのか

 

まだまだブルキナベたちの袋に対して、環境に対しての意識は低いです。

街には、ビニール袋が溢れています

 

そんな中で新たな動きも

しかし、そこに問題意識がないわけではありません!!

最初に紹介した看板も、その問題への取り組みとして環境省が出しているものです。

 

今年の5月の報道では、ビニール袋の使用が全国的に禁止になると言われていたり

 

国の製作として、ビニール袋の有料回収をするという話があったり

 

「ビニール袋ゼロ」に向けて具体的に動き出しているようです。

 

 

しかも、ブルキナファソにはビニール袋を使わない文化もしっかりあるんです!!

 

屋台で食べ物を買うときは、自分で容器を持ってくる人も多い!

たぶん3人に1人、場所によっては2人に1人とか、3人に2人はマイ器を持参して

持ち帰りをします!

 

そして、ブルキナの名産の一つとして篭バックがあります。

とっても頑丈で、使い勝手も非常に良い!!

 

きっと元々は、ビニール袋なんて使っていなかったんですよね。

むしろこんなに普及したのは、最近のことなのかも。

 

そう考えると、撲滅させするのも意外と難しくないのかも。

 

 

それにしても、最初に紹介した看板の内容

時々持ち帰り用で袋を利用して購入をしていましたが・・・

まさかそんなリスクがあるなんて知らなかった!!

もう袋での購入はしたくなくりました!!!!笑

 

ブルキナベもこの看板見たら、こんな風に素直に思うのだろうか・・・