ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

ブルキナファソとガーナの違い


アフリカには50か国以上の国があります。

しかし、日本人からすると「アフリカ」というのは一括り。


でも、同じ東アジア隣国同士である

日本と韓国が言語も文化も違うように

アフリカも「アフリカ」と一括りできない程の違いがあります。


昨年行ったガーナで、それを改めて感じました。

 

少し私が感じた「ブルキナファソ」と「ガーナ」の違いをまとめてみます。

 

 

公用語の違い

陸続きの隣同士の国ですが、公用語が違います。

 

ブルキナファソはフランス語、

ガーナは英語が公用語です

 

ガーナはブルキナファソ以外の隣国2か国(コートジボワールトーゴ)も

フランス語が公用語なので、すっぽり覆われているのですが

植民地時代に統治していた国の違いからの違いです。


普段ブルキナで英語で話かかけられるのは

私をを観光客だと勘違いして話しかけてくる

怪しい英語しか聞いていないので

なんかアフリカ人がバンバン英語を話すのは、なんとなく違和感があったけど

 

考えてみれば

英語が公用語の国もアフリカにはたくさんあるんですよね。

 

しかし、ブルキナもガーナも現地語が60言語以上あるといわれており

現地の人々がコミュニケーションをとるのに公用語が貴重な存在であるのは

同じでした。

 


気候

まず、アクラの空港に降り立って最初に驚いたことは

気候の違い!!ガーナの湿度!!ガーナの方が暑い!!


たぶん気温的には、ガーナもブルキナもそれほど変わりません。

今なら、最高気温が30℃ほど。

 

でも、ガーナの方が暑く感じるんです! 

多分湿気の関係だと思いますが

ブルキナと湿気が全然違って、ガーナは日本と同じようにジメジメしてました。

 

それは海が近いのが影響しているのかもしれませんが

ジワッと汗をかいてくるあの感覚は久しぶりでした。

選手たちも皆口をそろえて「ブルキナより暑い!!」って言っていました。

 

 

首都の様子

今回ガーナで滞在しただけなので、首都のアクラとワガドゥグを比べてみると・・・


街が広い!ビルが高い!!どこもきれい!!道が広い!!

 

とにかく都会でした。

 

ガーナにはこんなビルがいっぱいあるし

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ショッピングセンターがいくつかあるし

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その中には日本で見かけるブランドのショップもいくつもある!

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この写真とかは、日本のショッピングセンターと言われても

全然違和感がないと思いませんか?


ガーナの都会っぷりや発展具合は噂では聞いていましたが

想像以上でした。

 

 

乗り物

都会っぷりの中でも

特にビックリしたのが、自転車やバイクの少なさ。

 

ワガドゥグでは、車よりも自転車やバイクの方が多いんです。

ブルキナベが乗っている車も、かなりボロボロの物が多い。


でもアクラには、自転車だけではなくバイクもほとんど走っていなく・・・

走っている車もなんだかキレイなものばかり。


そして、バイクはヘルメット被っているし

車はタクシーでもシートベルトを着けている!!!


(日本からすれば当然のことですが

ブルキナでは、ヘルメットもシートベルトもまだまだ浸透していません。。。。)

 

車を買えるほどの経済的余裕がある人が多いということだし

安全への意識がいっているということは

それだけ発展している証拠だと思います。


正直、ワガドゥグが10年経ってもアクラには追いつけそうにないような

印象を受けてしまいました。

 

でも今回私が滞在したのは首都アクラだけなので

地方都市はわかりませんが。

ガーナのボランティアの聞いた話では

地方は車も少ないし、古い車ばかりとのこと。

 

きっと地方都市は

ブルキナファソと大差があまりないんだと思います。
フランス語圏アフリカ人 と 英語圏アフリカ人


滞在中に、選手たちや引率した連盟メンバーが口々に言っていたことが

 

「フランス語圏のアフリカ人と英語圏のアフリカ人は違うんだ!!」


滞在中に、ガーナ連盟が手配するバスが

ことごとく1時間や2時間遅れてくるので、さすがのこちらもイライラ。

その時に言っていたのが上の言葉です。


どうやら、英語圏のアフリカ人の方が時間にルーズだったりするイメージを

フランス語圏人々はあるようです

(もしかしたら、ブルキナベだけの感覚かもしれませんが)

 

なんだかブルキナべの言葉からは

すごく上からものをみているような気がしましt。

 

国が違うのに、サッカーW杯で隣国を応援したり

なにかと周辺諸国に対しての仲間意識があるブルキナベなので

この英語圏の人々に対してのイメージは意外でした。

 

たぶん、隣国なのに言語の違いにより少し遠い存在になっているのかもしれません。

 

 

 

最初に書いたように

日本人からすると、きっとブルキナファソもガーナも同じアフリカ人

違いがないように感じますが・・・

 

日本人は、韓国や中国と一緒にされるとなんとなく違和感がありませんか?

 

アフリカの人も同じような感覚なのかもしれません。

 

おもしろいことに、

多くのアフリカ人(私が知る限りブルキナファソ人だけですが)は

日本・韓国・中国は、おんなじものとして一括りにされてます。

 

言語も同じ、陸続きになっている!

なんて勘違いしている人もチラホラいます笑