15e Anniversaire & 50e Anniversaire
Anniversaire
フランス語で、誕生日や周年祭という意味です。
2015年は、青年海外協力隊にとって節目の年で
青年海外協力隊が派遣されて、今年でちょうど50周年！！
なんと青年海外協力隊が初めて派遣されたのは、今から半世紀も前なのです。
ちょっとした節目の年。
この二つの節目を記念して、今日と明日は
ブルキナファソの外務省で記念式典や、在ブルキナファソ日本大使館での
記念レセプションなどイベントが続いています。
これまでの歴史
ここで少し青年海外協力隊の実績をご紹介。
これまでに青年海外協力隊は
88か国に（現在は69か国に派遣中）
累計 39,727名が派遣されてきました（現在1,854名が派遣中）
（2014年12月31日時点でのデータ）
この累計は、たしかにスゴイ数のように思いますが
約4万人
東京ドーム（収容人数 5万人くらい）がまだいっぱいにならない人数だと思ったら
まだそんなに多い人数でもないのだなというのが
正直な感想でした。
プロ野球やコンサートの開催で1日で集まってしまう人数と考えてしまうと
なんだかそう思いました。
そして、今年で15周年を迎えるブルキナファソでは
これまでに、約380名（正確な数字を忘れてしまいました・・・）が
活動を行ってきました。
思い返してみると、ブルキナファソ野球も日本と繋がりができたのも協力隊が
きっかけでした。
初めは、たまたまブルキナベが練習をしているところを
ボランティアが通りかかり、練習を手伝いし始め
野球隊員の存在を連盟に紹介したことが、全ての始まりでした。
現在は、私を含めて26名が活動をしています。
ここで少し現役のブルキナのボランティア隊員がどんな活動をしているのか
ご紹介します。
小学校教諭 隊員・・・6名
（小学校での授業改善や教材つくりの活動を中心に行っています）
幼稚園教員 隊員・・・2名
（児童中心の教育というのを目指して活動）
農業関係 隊員・・・3名
（稲作栽培と野菜栽培の隊員が活動中）
村落開発普及員（コミュニティ開発）
水・井戸関係 隊員・・・6名
（井戸の管理指導や村落部の啓発活動にも貢献）
環境・衛生啓発関係 隊員・・・4名
（学校での衛生啓発や、地域のごみ問題等に取り組んでいます）
スポーツ関係 隊員・・・4名
（野球の他に、柔道と空手の隊員が活動中）
番組制作 隊員・・・1名
（国営放送で活動し、番組制作の改善等を行っています）
活動する任地は、まちまちで
派遣された時期も違いますし
個々での具体的な活動内容も多少変わってきますが
大きく分けるとこのような感じです。
みんな原則2年の活動を行っています。
心に残った話
今日開催された日本大使公邸で記念レセプションでこんな話を聞きました
それを聞いた時、「そんな感覚なかったな」とふと思いました。
確かに、50年という歴史は素晴らしいし誇れることだとも思います。
でも、私自身も青年海外協力隊員でいると
協力隊員という存在が当たり前で、いることが普通のように感じていました。
小中学校の頃から、日本は国際支援をたくさんしているということ学び
それは、素晴らしいことであるということも教えられた気がするし
そう思ってもいました。
でも、それを必要としていない世の中が理想なんですよね。
現在もこんなに多くのボランティア隊員がいることは
50年前と、世の中があまり変わっていない証拠なのかもしれません。
それでも今後も、ブルキナベや世界中で
青年海外協力隊が受け入れてもらえればなと思います。
こうして、この国で活動できているのも
たくさんのOB・OG隊員の積み重ねがあってのものです。
いつかはなくなるのが理想だけど
これまでのように、今後も歴史を刻んでいってほしいなと
今回の一連の式典行事でそんなことを思いました。
明日は、外務省で記念式典
現役隊員全員で、記念としてソーラン節を披露！
そして、忘れちゃいけないのが・・・
前回のブログで紹介したソフトボール大会が
明日から開幕します！
ソーラン節がキレイに踊れますように！
2冠奪取に向けて最高のスタートが切れますように！！
