誰もいない教室
朝、いつもの活動先である小学校に行くと・・・
あれ?いつも空いているはずの教室が閉まっている。
その場にいた子どもがすぐに
「今日は授業がないよ」と教えてくれました。
学校は無いはずなのに、学校の敷地内でちらほらいる子どもたち
この子たちは、何しに来たのか・・・
実は、先週から5日間ほど休みをもらい旅行をしていたために
今日が少し久しぶりの活動でした。
そのために、今日学校が無いことは知らずに来てしまいました。
すぐにコーチ役のグンゲンチームの選手に電話してみると
「今週は授業がないみたい」と教えてくれたものの
なぜ休みなのかの理由までは、知りませんでした。
その時は、また先生のストライキかなと思っていました。
ブルキナでは、先生たちがストライキを起こすことがしばしばあります。
先生たちの待遇の向上を訴えたり・・・
2週間程前はガソリンの値下げを求めるストライキに学校の先生方も参加し
学校が休みになっていたりしました。
日本人からすると、学校の先生がストライキだなんて
考えられないことですよね。
去年の政変で1週間学校が休みにもなっているし
カリキュラムは大丈夫なのか??
と心配にもなりました。
その後、小学校で活動している隊員に確認してみたら
今回のお休みは、ストライキではありませんでした。
今回は、全国の小学校の先生たちを対象に研修会を1週間行うためのお休みでした。
JICAのプロジェクトが関わっている研修会で
「児童中心教育」というものをテーマに1週間行われています。
ストライキで学校を休んじゃうのもスゴイけど
研修のために1週間学校を休みにできてしまう
ブルキナもなんだかスゴイ。