ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

文武両道野球!!


ちょうどと言っても、すでに中高生は5月の終わりに授業が終わり

10月までの長い長いバカンスが始まっています。


そしてブルキナファソでは、この時期に大事な大事な卒業試験が行われており

小学生の卒業試験が先週実施され、来週に結果発表

中学校の卒業試験は6月初旬に行われて、先週結果発表まで行われました。

高校の卒業試験も同じ時期で、既に結果発表まで終わっているようです。


なかなかその卒業試験が厳しく、ほぼ全員受かるわけでもなく

試験に落ちたら、問答無用で留年になります。

 

 

驚きの合格率

 

小学校の卒業試験の全国平均の合格率は9割くらいあるようですが


それが中学生になると、まさかの3割弱~2割くらいにになってしまいます・・・。

 

 


この中学の卒業試験が、一つの難関になっているようで


その先の高校の卒業試験は、中学の卒業試験をパスした子なので

ある程度学力もあり、高校の卒業試験は中学の方よりは合格率が高いようです。

 

それにしても、中学校を卒業できるのが全国平均で3割ほどというのは

最初聞いた時驚きました。


日本ではとても考えられないことです。

 

 

 

野球選手たちも例外ではなく・・・


私が指導している選手たちも例外ではありません!!

 


去年は8人受けて2人しか合格することができなく・・・


「野球が勉学に支障をきたしているのか?」と真っ青になりましたが

そのあと平均合格率を聞いて、全国平均とほぼ同じ合格率で安心しました笑

 

 

 

そして今年・・・


今回も8人が卒業試験を受験し

 


合格者は4名!!!(結果を聞いていない選手が1名います)

 

 


去年よりも合格者が倍増!! 

 

 

 

8人の中には、もちろん去年受けて今年が2回目の選手もいるわけなので

合格をしてくれないと困るのですが

 


1人の選手は4回目の挑戦で、またもや不合格になってしまいました。。。

 

 

日本の部活のように、そこまで選手のプライべートや学校生活に関わっているわけではないので

私にはどうしようもないできないところもあるのですが・・・

 


その4回目だった子には、さすがにグランド出禁にしたくなります!!!!!

 

今年で20歳になるのに、まだ中学生というのは

さすがに心配になります。

 

しかし、ブルキナベからすると合格率が物語るように

むしろ小学校1年生から留年と仕組みがあり

成績が悪ければ簡単に留年となってしまうので


年の離れたクラスメイトがいようと、あんまり気にしていません。

そのことが危機感の無さにつながり、合格できない理由になっている気がします。

 


野球選手の合格率がすごく良いとかなれば

評判になって、野球を学ぶ子が劇的に増えるかもしれません!!!!

 

日本でも「文武両道」は大事ですが

ブルキナでは日本以上に野球界に求められています!!