ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

最後の大会で


先週末、私がブルキナで参加する最後の大会が終了しました!!


今回は、ちょうど1年前にも行われた17歳以下の選手が対象の全国大会。


私が指導している選抜チームの17歳以下の選手で構成された
首都のワガドゥグチーム


4月の中学生大会で優勝したチームが1チーム


3つの地方チームが参加し、計5チームで2日間の日程で開催しました。

 

今大会、私は一切チームの指揮もとらず

連盟の運営の手伝いもほとんどすることなく


私の離任後のことを考えて、あまり口出しせずに見守ることに徹しました。

 


普段指導している、ワガドゥグチームや中学校チームには

18歳以上の選手たちを監督役にして

オーダー決め、試合中の采配等全て彼らに任せました。

 

優勝したのは、ワガドゥグチーム

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他のチームを寄せ付けない圧倒的な強さでした!

 

成長

1年前にも行ったこの17歳以下の大会

大会の中で去年よりも進歩したことがちょこちょこあり嬉しくなりました。


まず一つ目が、硬式ボールで開催したこと!


去年は軟式ボールでの開催でしたが、今年は硬式ボールを使いました。

地方チームも問題なくプレーしていたので

彼らもある程度日頃から練習をしていた証拠だと・・・思っています。

 

2つ目は、プレーの幅が広がりました!


ワガドゥグと中学校チームは、私が指導していたので

この1年で練習をした

バント・バスター・スクイズを積極的に使ってくれました!


しかも、それが18歳以上の選手が全て監督として

サインプレーをしていたことにも感心しました。

 

彼らに、特別に監督としての試合の進め方を教えたことはありませんでした。

この2年間4ヵ月に彼らとプレーした大会等から学び取ってくれたんだと思います。

 

研修会や特別講義を通して学ぶのではなく、自分が見本となって選手たちに学び・感じてもらうことを

目標としていたのでこの光景は、本当にうれしかったです。

 

見ているだけでも・・・
でも、大会中は審判のルール理解が怪しいとこがあったり

地方チームと首都チームの実力差が離れすぎていたりと

まだまだ問題や課題は多くあります。

 

正直なところ「2年経ってまだここか・・・」「もっとこうすれば良かったのかな・・・」と思うことも何度かありました。

見ているだけの方がイライラしたりもしました。

 

今回の選手たちの成長がまたみれたのは、ブルキナ野球の未来は決して暗くないかな?

と思うことことができました。

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ここで彼らと野球ができて良かったな。と改めて思いました!!!!

 

さて、帰国まで2週間を切りました!!

今週は、いよいよ帰国準備に入ります!!


ブルキナベと野球ができるのは、たぶんあと2回くらい。


1日1日をたいせつに!!