カラッカラッ!!
まだまだ暑いブルキナファソ。
雨もまだ少ないこの時期
(今年は4月に1度少し降っただけで、その後全然降っていません)
ブルキナでは、水の問題が深刻になってきます。
毎日のように断水があり、長いと半日くらい断水が続きます。
断水があまりも頻発するために
国民からの苦情が多く、その対策とお詫びとして
ブルキナの水道を管理する会社は
乾季の時期で断水が多い3月~6月分の水道代の
支払いの延滞料金を請求しないことにしたそうです。
(水道代を期限までに支払わないと、通常延滞料金がかかりますが
その延滞料金が期間内は請求されないようです)
まったく根本的な解決になっていなく、すこしずれているよな
なんともブルキナベらしい発想です・・・笑
ため池の水が・・・
ブルキナにはフランス語でバラージュという溜め池が
各地にあります。
私が住んでいる首都ワガドゥグにも横幅8キロくらいにわたる大きな溜め池があり
地方都市の溜め池では、人々がそこで洗濯したり、畑の水やりの水に使ったりと
大事な生活用水となっています。
特に、水道が十分に整備されていない地方の人々にとっては
本当に大切な存在です!!
しかし、最近のワガドゥグの溜め池の様子
本来ならば向こう岸まで水が広がっているはずなんです。
しかし、もう干上がってしまって溜め池の面影がありません。
大きい溜め池なので、完全に水がなくなったわけではなく
少し先にはまだ水もありますが。
もう本当にカラッカラッな状態です。
魚たちはどこへ??
ブルキナの溜め池で不思議なのは魚の存在です。
この溜め池には魚もいて
水がある時期にはブルキナベも魚釣りをして楽しんだり
大事な食糧にもなっています。
しかし、こうして水が干上がってしまう中で
どこから魚たちはやってくるのか?
水が無い時期は、どのように過ごしているのか??
日本人からしたら、まったく信じられない話ですが
なんと魚たちは水が無い時期は
土の中で潜って、水が出てくるのを待っているそうです!!
まるで冬眠のように。。。
ブルキナでは、この話学校で習うことのようで
ブルキナベからしたら常識のようです。
最初聞いたときは、まったく信じられませんでしたが
どんなブルキナベでもみんな同じことを言うので
信じるしかなくなってきました。
でも、まだイマイチ信じることができません!!
土に潜る魚・・・見てみたい。