希望の光
「希望の光」なんて大げさなことは言えませんが、
少し僕が期待しているチームがあります。
(右から3番目がコーチ この子たちは、ほぼ毎回練習に来るレギュラーメンバー)
チーム名「MARIEN(マリアン)」ブルキナの高校のチーム。
年齢は12~14歳くらいのまだまだ小さな子たち多いチームです。
2ヵ月程前に初めて僕は練習に行った時は、まったくボールも投げれなく
前回の大会も3戦全敗でした。
バカンスに入っても、週2回の練習を続け常時9人くらい集まっています。
マリアンには、少し他のチームとは違う練習をさせています。
「道具を使わずにできないことは、道具を使ってもできるわけがない」と思い
ここ2週間は、ほぼグローブ・バットを使わずに、ボールだけで練習しています。
きっと子どもたちからすると、同じ基本動作の繰り返しの練習は、
ものすごく退屈だと思います。
しかし、子どもたちも退屈そうにしながら、根気良く練習を続けています。
その甲斐あってか、少しずつ教えていることができるようになってきて、
今日は、僕が教えたことを、子どもが自ら前回練習に来なかった子に教えていました。
しかも、しっかりと教ことができている!
僕が下手なフランス語で教えるよりも、子どもたちで教え合った方が
やはり上達が早いです。
まだまだ「ルールを守る」ということはできませんが
素直な姿勢が時より見られます。
そんな姿に、他のチームより少し可能性を感じ、僕が密かに期待しているチームです。
もう一つの希望・・・
日本時間の6/7早朝に、一人のブルキナベの少年が日本に到着しました。
彼は、2ヵ月間日本で生活し、7月から1ヵ月間、日本の独立リーグのチームに
練習生として参加するためです。
きっと多くのことを学んできてくれることでしょう。
そして、それをブルキナでみんなに伝えてほしいと思います。
その少年については、ここでまた紹介します。