ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

なんちゃって体育教師

 

気づいてみれば3月も、残すところ1週間程。

この時期は、日本は桜の時期!1年で一番良い季節なのかもしれません。

 

しかし、ブルキナファソでは3月~4月が、一番過酷な乾季真っ只中。

一年で一番暑い時期です。

 

日中は、40度越えが当然の日々がやってきました。夜でも温度計は、30度を超えていたり・・・

野球をするのには、さらに過酷な環境になってきました。

 

さて、現在ブルキナの子どもたちは、1週間程の短い休みになりました。

休みの前には、学期末の試験もあり、先週から3月終わりまでは、小学校の活動は

少しお休みです。

 

そんな小学校で、子供たちに最近やらせているのが

f:id:hiroki-0410:20140314074712j:plain

f:id:hiroki-0410:20140314074712j:plain

 

馬跳びです。

 

小学校での活動を始めて3か月ほどが経ちましたが、そこで気づいたのが

子どもたちの基礎体力の無さ。

小学校 高学年でもスキップができなかったり、走り方がぎこちなかったり・・・

左右で違う動きや、複雑な動きができません。

 

これは、野球をやる以前の問題 とういことで

 

最近は、野球道具を使わずに、走ったり、スキップしたり、馬跳びしたり

野球のコーチではなく、なんちゃって体育教師みたいなことばかりしています。

 

ちなみに、ブルキナファソの小学校では、体育の授業のカリキュラムがありません。

中学・高校では、専属の体育教師もいますが、

あまり小学校では、発育や運動能力の向上は重視されていないようです。

 

写真の馬跳び

意外だったのは、飛べない子よりも

馬になる子が、飛んでいる子の体重を支えることができなく、飛んでいる最中に

崩れてしまう子が続出でした。

 

それでも、3日目でようやくほぼ全員ができるように

お調子者が多いブルキナべは、自分ができることは、何回でもやりたがるので

こちらが指示をしなくても、すぐに馬跳びをやり始めます。

 

ブルキナファソでは、元々馬跳びの文化はないみたいなので

フランス語でなんと名付けようか考えています。

直訳して「ソ・ドゥ・シュバル」

 

きっと、いきなりこんなこと言われても、子どもたちは?マークがいっぱいでしょう。

なんで「馬」なのか説明できないし・・・。

馬の背中に似ているから・・・?

 

今さら考えると「馬跳び」って、なかなか変わったネーミングです。