なんちゃって体育教師
気づいてみれば3月も、残すところ1週間程。
この時期は、日本は桜の時期!1年で一番良い季節なのかもしれません。
しかし、ブルキナファソでは3月~4月が、一番過酷な乾季真っ只中。
一年で一番暑い時期です。
日中は、40度越えが当然の日々がやってきました。夜でも温度計は、30度を超えていたり・・・
野球をするのには、さらに過酷な環境になってきました。
さて、現在ブルキナの子どもたちは、1週間程の短い休みになりました。
休みの前には、学期末の試験もあり、先週から3月終わりまでは、小学校の活動は
少しお休みです。
そんな小学校で、子供たちに最近やらせているのが
馬跳びです。
小学校での活動を始めて3か月ほどが経ちましたが、そこで気づいたのが
子どもたちの基礎体力の無さ。
小学校 高学年でもスキップができなかったり、走り方がぎこちなかったり・・・
左右で違う動きや、複雑な動きができません。
これは、野球をやる以前の問題 とういことで
最近は、野球道具を使わずに、走ったり、スキップしたり、馬跳びしたり
野球のコーチではなく、なんちゃって体育教師みたいなことばかりしています。
ちなみに、ブルキナファソの小学校では、体育の授業のカリキュラムがありません。
中学・高校では、専属の体育教師もいますが、
あまり小学校では、発育や運動能力の向上は重視されていないようです。
写真の馬跳び
意外だったのは、飛べない子よりも
馬になる子が、飛んでいる子の体重を支えることができなく、飛んでいる最中に
崩れてしまう子が続出でした。
それでも、3日目でようやくほぼ全員ができるように
お調子者が多いブルキナべは、自分ができることは、何回でもやりたがるので
こちらが指示をしなくても、すぐに馬跳びをやり始めます。
ブルキナファソでは、元々馬跳びの文化はないみたいなので
フランス語でなんと名付けようか考えています。
直訳して「ソ・ドゥ・シュバル」
きっと、いきなりこんなこと言われても、子どもたちは?マークがいっぱいでしょう。
なんで「馬」なのか説明できないし・・・。
馬の背中に似ているから・・・?
今さら考えると「馬跳び」って、なかなか変わったネーミングです。