タンさばく
久しぶりに、包丁を握りました。
毎日1食分ほどは自炊をしますが、
パスタを茹でるか、ご飯を炊く 程度
自炊とは言えないほどのものです。
しかし、インスタント食品が充実しているわけでもなく
基本、食べたいものは自分で作れ!!
というスタンスのブルキナファソ。
ひょんなことがきっかけで
珍しく、こんなものに挑戦しました!!
これ、牛タンです。
牛タンを仕込みました。
牛タンなんて、日本なら焼くだけだけですが
ここブルキナでは、焼き肉用の牛タンなんて売ってません。
でも、牛はいるし牛肉は市場で普通に売られています
(牛タンをソテー等にして振る舞っている店もあります)
ということは、牛の舌は手に入る。
でも、焼き肉用では売っていない。
牛タン食べたきゃ、自分で作れ!!
ってことで、牛の舌をまるごと買ってきて、さばいて牛タンにしました!!
これが、市場で買ってきた牛の舌 まるごとです
(少々写真がリアルです・・・)
初めて見て、手に取った、加工前の牛タン
価格は3,500FCFA (日本円で700円くらい)
人間の舌とおんなじ形。しかも、表面はザラザラ
最初は、かなりインパクトありました。
これをインターネットの検索を参考に・・・
表面の皮を剥いだり
焼き肉には向かない部分を切り落としたり
(とくに、皮を剥ぐのに一苦労!!
注文するだけで簡単に食べれる焼肉屋さんが、本当に有難く思いました!!)
悪戦苦闘しながら
なんとか肉の塊にしました!
そこから薄くスライスし
牛タン完成!! あとは、焼いて食べるだけ!!
700円で大皿いっぱいの牛タンができてお得な気もしますが
労力考えたら、日本で焼肉屋さんに行って
少々高くてももっとおいしいやつ食べた方が割にあってる気がする!!
でも、ここはブルキナ
自分でさばいた牛タンをおいしくいただきます。
きっと、日本でも牛の舌を加工しない状態で手に入れることは
簡単にできるし、同じことはできるだろうけど
きっと日本でこんなことまでしないだろうな。
何事も良い経験!!
うまいものを食べたかったら、自分で作らなければ!