ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

怒れない・・・。

今日も高校での練習。

 

野球の練習をしていると、物珍しさから人が集まってきます。

 

今日も、高校生15人程の見物客が・・・

 

そして、その見物客たちが

「オレらもやりたい!!」と練習に乱入してきました。

 

まったくの初心者がいきなり練習に入ることは、

ルールも守ることができないので、正直言うと練習の妨げになります。

しかも、2週間後に大会もあって選手たちのモチベーションは高いので

余計に今日はあまり参加してほしくありませんでした。

 

なので、「チームの選手以外は、練習に参加できない」ことを伝えると

 

僕の語学力が無いことを良いことに

「実は、自分もこのチームの選手なんだ」と嘘をついてきます。

そして、何食わね顔で練習を続ける。

 

そこで、「ガツン!」と怒ることができれば何も問題なかったのですが・・・

なんと言って良いかわからず・・・なにも怒れませんでした。

 

 

それがもっといけなかった。

僕が聞く耳もたないのがわかると、今度は選手たちをカラかい始め・・・

もう練習を続けることは難しくなってきました。

 

そこで、練習の途中でしたが、今日の練習は終了する決断をしました。

 

でも、選手たちは練習をまだやりたかったのに、それができなくなってしまい

本当に選手たちには申し訳なかったです。

あそこで、しっかりと怒ったり、話し合うことができれば問題なかったはずです。

 

 

一人でも多くの子に野球を触れてもらいたい!

それを考えれば、選手じゃなくても練習に参加させてあげればよかったのかもしれません。

もう少し、違うやり方があったかなと反省しています。

 

例えば・・・初めての子は道具の大切を理解できるまで、グローブは無しで練習させる。(基本の練習ばかりなので、グローブなくても全然練習はできます!!)

初めての子には、グランドのゴミ拾いをさせてから練習に参加させる。(冷やかし半分で参加している子がほとんどなので、本当にやる気のある子は、そのくらい我慢してやるはず。)

などなど・・・いろいろ考えられます。

 

野球を楽しむだけではなく、ブルキナにはない礼儀や気遣いを子どもたちには野球を通して学んでもらいたい。

 

でも、それを伝えることができるのはもう少し先かも・・・。

 

とりあえず、キャッチボールがみんなできない!!!