ブルキナファソで野球しよう!

青年海外協力隊として、西アフリカのブルキナファソで野球指導の活動中!!

コートジボワールの野球②

 

コートジボワール野球紹介 第2弾です。

 

今回コートジボワールのチームは

自分たちで作成したプロモーションDVDを持参していました。

 

少し、こちらで編集したものですが、参考までにぜひご覧ください。

(プロジェクターで再生したものを撮影したので、少し見にくいかと思います)

 


コートジボワール グローブづくり - YouTube

 

このDVDは、

今回ブルキナに来た選手の中の一人が、考案した段ボールグラブ作成の

プロモーションDVDでした。

グローブの皮の部分は段ボール、紐の部分はビニール紐を使っています。

ちなみにボールは、小さなビニール袋に砂を入れていました。

 

このDVDを見た時は、ただ「すごいなー」と感心してしまいました。

コートジボワールの選手たちは、野球が好きなんだということが伝わってきました。

 

 

「道具がない 道具がない」と言われ続けている中で、

子どもたちが自らこの方法を考えたようです。

 

子どもたちもすごいですが、それをプロのカメラマンや製作会社に依頼し

メディア等への配布まで考えて行った、大人たちにも感心してしまいました。

そのような活動行えるということは、資金には少し余裕があるようです。

 

DVDには、グローブづくりの他にも

選手のインタビュー、選手の保護者、連盟長等のインタビューが入っており

これから、このDVDを活用しながら野球の普及活動をしていくそうです。

 

 

ブルキナに来て最近思っていたことは、

子どもたちはいつも壊れたグローブを僕に見せて

「ほら、壊れているでしょ?新しいグラブが欲しい。ヒロキは他のグローブ持っていない? 連盟にお願いしてよ。」と言ってきます。

練習をしないことも、「道具が無いから」と言い訳に使います。

 

確かに、ボロボロのグローブなんです。もう使えないような物もあります。

 

でも、グローブがまだブルキナでは作れないこと、この国で野球をよっていくのには道具が不足していること、道具の問題は仕方がないことなんです。

それだからこそ選手たちには、自分たちで何とかするような工夫や気持ちを少し持ってもらいたいな と思っていました。

 

しかも、日本からある程度、定期的に道具の支給をしてもらっている状況は

かなり恵まれている方だと思います。

 

少なくとも、コートジボワールよりも用具面については恵まれています。

 

少し厳しい言い方かもしれませんが

選手たちは今の環境に甘えている気がします。グローブをもらえることが、

当たり前のことになってしまっています。

 

 

やっぱり、厳しい環境の方がいろんな創意工夫が生まれるのかな。

 

 

ブルキナ・グンゲンチームの選手たちは、早速教えてもらった段ボールグラブを作成して使っていました。

 

僕も少しこのグラブを使ってみましたが・・・

やっぱり捕りにくかったです!

 

f:id:hiroki-0410:20130717180132j:plain

f:id:hiroki-0410:20130717174554j:plain

 

このDVDを見たときに、

益々今後のコートジボワール野球が楽しみになりました。